下半身のできものについて

おしりのできもの

女性医師

おしりのできものは、女性よりも男性に多くできると言います。

その理由は男性の方が皮脂の分泌が多いためです。

おしりのおできは座ったりするため強烈な刺激が加わりがちです。そして通気性も悪いので悪化させる条件ばかりが重なっています。

おしりには、皮膚の下に皮脂や垢などが原因で発症する良性の腫瘍「アテローム」の他、脂肪腫と呼ばれるおできもできます。

アテロームは日本名「粉瘤(ふんりゅう)」といいますが、これは脂肪の塊ではなく、本来剥げ落ちる垢が溜まってしまったものなので、放っておいても命にかかわることはありませんが、悪化させると膿を持つほか痛みが増してしまいます。

日常生活に少なからぬ支障をきたしがちですから、痛い思いをしているよりも、切開治療をして早く治して楽になることをお勧めします。

おしりの同じ場所に、数カ月単位でアテロームができた人がいます。いわゆるアテローム体質だそうです。切開手術で膿を出すだけではだめで、根っこを摘出しなければ再発を繰り返すとのこと。腫れているときに手術をしても膿が出るだけなので、腫れていない時の手術が必要なのです。

しかも、何回も炎症を繰り返していると粉瘤が周辺の皮膚組織と癒着してしまうため、綺麗に摘出するには大掛かりな手術となってしまいます。また、困難な手術のため、手術の専門の形成外科がお勧めです。

その人は今はまだ腫れている状態なので、腫れが収まったら今度こそ摘出手術を受けると言っていますが、早く摘出手術を受けなかったことを心から後悔をしています。